前田 裕二|メモの魔術師
経歴
22歳:早稲田大学政治経済大学卒業
UBS証券株式会社に入社
23歳:USB Securities LLCに勤務
25歳:株式会社ディー・エヌ・エー入社
SHOWROOMサービス立ち上げ
27歳:SHOWROOM株式会社設立
29歳:『人生の勝算』を出版
30歳:『メモの魔力』を出版
SHOWROOM立ち上げ
事業の作り方って2つあると思っています。
1つは外を見て作る。もう1つは内を見て作る。
この2つがあると思っています。
外を見て作るとはどういうことかと言うと、ある分野の市場性を見て、儲かりそうだから事業をその分野の中で立ち上げる。
これが外を見て作るやり方です。
僕はこのやり方で一度事業を立ち上げて、すぐ撤退しました。
この事業は、別に今までの人生の経験とか思いとか、そのストーリーとか、全く関係なくて、世の中の需要がありそうだからと言う理由で立ち上げました。
でもやってみたら気づいたんですけど、嫌なことってたくさんあるし、意地悪もたくさんされます。
企業とは、立ちはだかる壁をどうやって壊したり、避けたり、登ったりして乗り越えていくかと言うことのゲームだと思いました。
なので、企業をするときに拠り所になる自分自身の強い思いとか、熱量がちゃんとある。
つまり、自分の内から湧き出るエネルギーに沿って事業を立ち上げて行かないと、絶対上手くいかないなと思いました。
そしたら僕の中で「SHOWROOM」しかなかったんですよね。
メモの魔力
思い返せば、ノートを綺麗に書いてまとめるのが小さい頃から大好きでした。
僕は8歳の時に両親を亡くし、その頃18歳だった兄は、医者になる夢を捨てて、すぐに働きに出て、僕を養ってくれました。
そんな兄を一度大きく悲しませる出来事がありました。
それ以来、「兄を喜ばせたい」と強烈に思うようになり、それ自体が生きる原動力になりました。
兄を喜ばせるためにとった打ち手が「勉強すること」、そして、「メモをノートにとにかくたくさんとって、綺麗にまとめて見せること」でした。
小学校6年生の時には、担任の先生が、僕のまとめたノートを学校中のあらゆる場所で開いて、「みんな、前田くんのノートを見習って!」と言って回ってくれました。
今考えれば、僕のノートが優れていたと言うより、両親を亡くして、塞ぎ込んでいた僕に対して、励ましたいという必死の想いでそんな行動をとってくれたのかもしれません。
先生が僕に向けてくれた愛情や思いやりを想像するだけで、少し涙が出てきます。
先生が誇らしげに僕のノートを広げている映像が、ずっと脳裏に焼き付いています。
先生本当にありがとう。
そんなことを考えると、本当に、"Pay Forward"していかなくてはな、と思います。
つまり、彼らが僕にしてくれたように、僕もみんなのメモを実際に見て、よければ全力で、手放しで賛辞を送りたいと、切に思います。
シロイシカ
夢・思い・職業・活動・趣味・地域など、個人が持っているもの全てが価値に変わり、その個人を検索できるサイトです。様々な方と繋がる事ができます。
1つの視点からだけではなく、色んな視点から、個人の価値を探してみてください。
また、当サイトであなたを掲載する事が出来ます。
是非ご利用ください。
詳しく下のリンクから↓↓