中村 朱美|佰食屋
経歴
26歳:結婚
28歳:不動産事業「minitts」設立
国産牛ステーキ丼専門店「佰食屋」開店
31歳:佰食屋すき焼き専科
33歳:佰食屋肉寿司専科
35歳:ビーフライスとキーマカレーの専門店「佰食屋1/2」
父親の余命宣告
わたしの父は早期退職者の募集に手を上げ、仕事を辞めました。
そこから昔からの夢だった「バスの運転手になる」という夢を叶えるべく、免許を取得し、バスの運転手という仕事に就きました。
子どもながらに夢に向かっている父親の姿と、その夢を不安ながらも支えている母親の姿は、いまのわたしの起業精神の根底にあるのかもしれません。
それからしばらくして、わたしが大学生の時でした。
「お父さんはな、大腸がんっていうがんやった。余命3か月らしい。だから手術してくる。」
病院から帰ってきたときに発した言葉でした。
わたしは泣きませんでした。
というより、泣けなかった。
父親は気丈にふるまっていたし、母親もショックを隠そうと頑張っていた。ここで泣いてはいけないような気がしました。
だから、次の日に、大学の誰もいない講義室で一人で泣きました。
まだ19歳でした。
あと3か月で父親は死ぬ……?
その後、自宅では誰もその話題に触れることはなく、同じ毎日が過ぎていきました。
そして、手術当日。
6時間に及ぶ手術が終わり、全身麻酔で眠りについている父親が手術室から出てきたとき、
意識はないはずなのに、眠っているのに、父親の手がまっすぐに上に伸びたのです。
とてもゆっくりと、でも、まっすぐに。
ああ、父はまだ生きようとしている。
生きたいのだ、と。
手術は無事成功し、すべての悪性腫瘍を取り除くことができ、その後の抗がん剤治療も終え、完治することができました。
余命3か月の父は、あれから15年経ったいまでも元気で間もなく70歳を迎えますが、まだ運転手として働いています。
父の生命力の強さと、ピンチのときにも負けない強い気持ちは、きっとわたしにも遺伝しているのでしょう。
自分のやり方でやってきた結末が今の自分
皆さんにも「しんどいな」「何かいい事ないかな」そう考える瞬間がきっとあると思います。
では、いま、あなたを苦しませている原因はなんでしょうか。
上司が厳しい。会社が自分を評価してくれない。職場環境が悪い。長時間働かされている。部下が期待するほど働いてくれない。妻が、夫が。
いいえ、違います。
本当の原因は、あなたです。
一人ひとり、積み重ねた月日も生まれ育ったところも違えば、置かれた環境も違うでしょう。
家族や友人、同僚や上司との関係がうまくいっている人もいれば、そうでない人もいます。
ただ、同じことが1つだけあります。
それは、いまのあなたは、あなたが重ねてきた月日とあなた自身の選択によって形づくられたものだ、ということです。
自分なりのやり方で生きてきた。
その結果が、いまの自分そのものなのです。
もしあなたが、いまの自分が置かれた状況に不満を持っているなら、これまでの自分のやり方自体を疑ってかからなければ、変化は訪れません。
絶対に。
自分がいちばんのラスボス
「敵は己の中にあり」ーわたしの座右の銘です。
「男は夜遅くまで働いて、家族を養っていかなきゃいけない」「子どもが3歳になるまではお母さんが家で愛情を注いで、育ててあげないといけない」
それは誰が決めたことでしょうか。昔からそういうものと決まっていたから。そう教えられてきたから。
それは、誰と比べているのでしょうか。
自分が本当にそれを望んでいるのならかまいません
わたしたちは、わたしたち自身がいつでも楽しくいられるような生き方、働き方を自分たちで選んで、それを実行しているだけです。
「たくさん稼がなきゃいけない」という重圧がストレスになり体調を崩すくらいなら、自分のペースでできる仕事を考える。
家事を完璧にすることができなくても、少しくらい放っておいても大丈夫、と肩の力を抜く。
「こうしなければ」という固定観念。
実は、自分自身が持つその気持ちこそがいちばん強い「ラスボス」なのです。
他の人がやらない事を選択するのは孤独。
「1日100食しか売らない」「ランチタイムしか営業しない」という選択をしたわたしは、たしかに「思い切ったほうを選んだ」ように見えるかもしれません。
「ほかの人がやらないこと」「選ばないこと」をやる決断をするのは、とても孤独なことです。
でもわたしには、夫というパートナーがいました。
わたしはいつだって自信を持って、いや自信がなくたって、さまざまな決断をすることができました。
いちばん身近にいる人が、人として、いちばん尊敬できる存在だったことは、わたしにとってとても幸運なことだと思います。
でも、みんながみんな、身近にそんな人がいるとは限らないですよね。
だから、わたしのやり方、考え方で「いいな」と思ったところがあれば、どんどん真似してください。
どんどん真似して、盗んで、そこに自分がどう生きたいのかを足していけば、毎日を楽しめる心の余白は、きっと取り戻せるはずです。
「成功の秘訣は?」と聞かれることがあります。
その問いかけに、いつもこう答えます。
「何回失敗しても、成功するまであきらめなかっただけです」と。
まだまだこれから、泥だらけになりながら、何度こけても何度失敗しても諦めない鋼の心をもって、自分らしい働き方を世に広めるべくわたしは走り続けます。
シロイシカ
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箕輪 厚介|ド根性人間
経歴
25歳:双葉社入社
30歳:幻冬社入社
32歳:「NewsPicksアカデミア」立ち上げ
オンラインサロン「箕輪編集室」開設
死ぬこと以外かすり傷
編集者として100年後も読み継がれる本を作りたい。
そういう想いが僕には、どういうわけだか一切ない。
それは僕自身の生き方においても同じだ。
いつまでも編集者として活躍していたいとか、出版業界をアップデートしたいとか、クリエイターが活躍できる社会を作りたいとか、一切ない。
「なんか今、もの凄い大きな音がしたけど、どっかで爆発でも起きたのか?」と思われるような、不確かで、何の意味もなく、解釈のしようがない存在でいいと思っている。
そこに正義感や高尚な理念などない。
時代のあだ花でいい。どっかで破滅して、なんか箕輪っていう編集者いたよねって言われているくらいがちょうどいい。
学生のときから、公園で昼間から缶チューハイを飲んでいるおじさんたちを見て、すこし羨ましいと思っていた。
どちらかと言うと、破壊願望や破滅願望があって、安定してくると無性にその現状を壊したくなる。
こうして一冊の本を世に出した時点で、今までの僕は死んだも同然だと思っている。
自分の経験やノウハウを語ったり、本にしたりした時点でもう、腐り始めている。
バカになって飛べ!
僕自身は、落ちるか落ちないかギリギリの綱の上でこそ輝く人間だと思っている。
動き続け、変わり続けないと飽きてしまう。
僕が飽きていることは読者にはすぐにはバレないだろう。
しかし、半年くらいのタイムラグがあって世間にもきっと伝わる。
そうやって、多くのムーブメントが終わっていく。
だから、この本に書いてあることとは、この時点で決別し、僕はまったく新しいことを、またやり始めないといけない。
行動がチャンスの時代
僕の編集する本は他のビジネス書とは違う。
情報価値を重視していない。
時代の爆発を捉え、今を生きる起業家のリアルなひとコマをカメラでおさえるかのように切り取り、ビタミン剤のように気合いを注入する。
著者は変わっても大体パターンは決まっている。
なぜなら情報はどこにでもあるからだ。
NewsPicks でもツイッターでも講演会でも、最先端の情報は、その意志さえあれば誰でも手に入る。
日本を動かすような起業家と大学生に、得られる情報自体は大差がない。
大事なことは行動するかどうかだ。
それだけが道を分ける。
落合陽一も前田裕二も佐藤航陽も毎日誰よりも行動している。
他の30代と持っている情報や知識が違うのではない。命を燃やしながら走っているのだ。
だから僕は、行動せよと読者の背中を押す。本はそのためのツールでしかない。
行動する人にとって今ほどチャンスの時代はない。
リスクをリスクと思わない。無謀な勝負に打って出る。偏愛にまかせて没入する。
打算やロジックから逸脱した型破りな人間に金も人も情報も集まってくる。
バカになって飛べ!!
飲み会でも正気な人はいつも損をする。あと片付けをしたり、会計をしたり、人を送ったり。
この際、楽しく酔って騒ぎまくろう、歌いまくろう、踊りまくろう。
そして、また翌日、しれっと反省して、ケロッとしてまた同じことを繰り返せばいいのだ。
この世は酔いがさめた人間、まともになった人間から脱落していく愉快なレースだ。
世界に対してできることを考えながら自分らしく狂え。
ありのままで楽しみながら、自分にしか生み出せない何かを作れ。
リスクなんて何一つもない。失敗こそ最高のブランドだ。
バカになって飛べ。
傷ついても、それをネタにして笑いながら、またそこから走り始めよう。
今この瞬間に、
いっせのせで、意味がないと思いながらやっている仕事や、価値がないと感じながら作っているものを作ることをみんなでやめて、
すべての人が自分が心から熱狂できることを始めたら、世の中はもっとイノベーティブでポジティブなものになると思う。
あなたがやりたくないことはあなたがやめても実は誰も困らないことだ。
明日から何事もなかったかのように世界は続いていく。
しかし、あなたが心の底からやりたいと願うことは、あなたにしかできない素晴ら
しいこしだ。
明日からの世界を変える可能性がある。
リスクなんてない。
すべての成功も失敗も、人生を彩るイベントだ。未来は明るい。
バカになって飛べ!
シロイシカ
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前田 裕二|メモの魔術師
経歴
22歳:早稲田大学政治経済大学卒業
UBS証券株式会社に入社
23歳:USB Securities LLCに勤務
25歳:株式会社ディー・エヌ・エー入社
SHOWROOMサービス立ち上げ
27歳:SHOWROOM株式会社設立
29歳:『人生の勝算』を出版
30歳:『メモの魔力』を出版
SHOWROOM立ち上げ
事業の作り方って2つあると思っています。
1つは外を見て作る。もう1つは内を見て作る。
この2つがあると思っています。
外を見て作るとはどういうことかと言うと、ある分野の市場性を見て、儲かりそうだから事業をその分野の中で立ち上げる。
これが外を見て作るやり方です。
僕はこのやり方で一度事業を立ち上げて、すぐ撤退しました。
この事業は、別に今までの人生の経験とか思いとか、そのストーリーとか、全く関係なくて、世の中の需要がありそうだからと言う理由で立ち上げました。
でもやってみたら気づいたんですけど、嫌なことってたくさんあるし、意地悪もたくさんされます。
企業とは、立ちはだかる壁をどうやって壊したり、避けたり、登ったりして乗り越えていくかと言うことのゲームだと思いました。
なので、企業をするときに拠り所になる自分自身の強い思いとか、熱量がちゃんとある。
つまり、自分の内から湧き出るエネルギーに沿って事業を立ち上げて行かないと、絶対上手くいかないなと思いました。
そしたら僕の中で「SHOWROOM」しかなかったんですよね。
メモの魔力
思い返せば、ノートを綺麗に書いてまとめるのが小さい頃から大好きでした。
僕は8歳の時に両親を亡くし、その頃18歳だった兄は、医者になる夢を捨てて、すぐに働きに出て、僕を養ってくれました。
そんな兄を一度大きく悲しませる出来事がありました。
それ以来、「兄を喜ばせたい」と強烈に思うようになり、それ自体が生きる原動力になりました。
兄を喜ばせるためにとった打ち手が「勉強すること」、そして、「メモをノートにとにかくたくさんとって、綺麗にまとめて見せること」でした。
小学校6年生の時には、担任の先生が、僕のまとめたノートを学校中のあらゆる場所で開いて、「みんな、前田くんのノートを見習って!」と言って回ってくれました。
今考えれば、僕のノートが優れていたと言うより、両親を亡くして、塞ぎ込んでいた僕に対して、励ましたいという必死の想いでそんな行動をとってくれたのかもしれません。
先生が僕に向けてくれた愛情や思いやりを想像するだけで、少し涙が出てきます。
先生が誇らしげに僕のノートを広げている映像が、ずっと脳裏に焼き付いています。
先生本当にありがとう。
そんなことを考えると、本当に、"Pay Forward"していかなくてはな、と思います。
つまり、彼らが僕にしてくれたように、僕もみんなのメモを実際に見て、よければ全力で、手放しで賛辞を送りたいと、切に思います。
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スティーブ・ジョブス|創造の果実
- スティーブン・ポール・“スティーブ”・ジョブズ
- Steven Paul "Steve" Jobs
- 性別:男性
- 肩書き:Apple社創業者(元会長・元CEO)
ピクサー社元社長(元CEO) - 拠点:アメリカ
- 1955/2/24-2011/10/5(56歳没)
スティーブ・ジョブス伝説のスピーチ
この世界最高峰の大学の卒業式にお招きいただき、大変光栄です。
実を言うと、、、
私は大学を中退したので大学の卒業式に出席するのはこれが初めてです。
私は3つの話を皆さんに紹介します。大したことはない、ただ3つの話だけです。
点を繋げる事-Connecting The Dots-
私はリード大学を6ヵ月で中退し、そして、正式に退学するまで、18ヵ月ほど学校をうろついてました。
中退した理由。それは私が生まれる前にまで遡ります。
私の産みの親は、未婚の大学院生だったので、私を養子に出すことしました。
母は、大学を卒業した人が親になるべきだと望んでいたので、ある弁護士の夫婦に預けるという話になりました。
しかし、私が生まれる直前、弁護士夫婦が女の子を希望したので、話は無しになりました。
そこで養子縁組の順番待ちをしていた、別の夫婦に電話が来ました。
「期待をしていなかった男の子がいます。引き受けてもらえますか?」と聞かれ、「もちろん!」とその夫婦は答えました。
その後生みの母親が知ったのですが、その夫婦の奥さんは大学中退で、夫の方は高校すら中退でした。それで生みの母親は養子の書類へのサインを拒否しました。
最終的に息子を立派に大学生にしてもらうことを条件に、サインをしました。
これが私の人生のスタートでした。
17年後、私は無事に大学生になりました。
しかし、世間知らずな私は、とても学費の高い大学を選んだので、 両親の給料が全て、私の授業料へと消えていきました。
その半年後、私は大学に価値を感じなくなりました。私は人生の目標がありませんでしたが、大学が導いてくれるとも思えませんでした。
私は、親が必死で稼いだお金を垂れ流すだけだったのです。なので退学することにしました。
それでも大丈夫だと信じて、その時はとても怖かったのですが、今考えれば最良の選択でした。
その瞬間から私は、必修の授業に出る必要がなくなったので、もっと私の興味をひく授業に、潜り込むようになりました。
素敵な話ばかりではありません。
私には寮が無かったので、友達の部屋の床で寝ていました。
空のコーラ瓶をお店に返して、5セント稼ぎ、食費の足しにしたり、日曜日にはヒンズー教会の夕食を食べるために11キロと歩いたりしました。最高の食事でした。
中退してから私が興味を持ったものは、後に非常に価値のあるものとなりました。
ひとつ例を挙げましょう。
当時のリード大学には、国内最高のカリグラフィ(西洋書道)の授業がありました。学内のポスターやラベルは、全て美しい手書きの字で、デザインされていました。
私は中退しており、必修の授業に出る必要がなかったので、カリグラフィの授業を取って、美しい時の書き方を学ぶことにしました。
そこでセリフ体、サンセリフ体などの書体や様々な文字の隙間の調整など、偉大なタイポグラフィを偉大足らしめる要素を学びました。
それは美しく、歴史的で、科学では捉えられない繊細さがありました。それに魅力を感じたのです。
そんなことは私の人生の役に立つとは、思っていませんでしたが、しかし10年後、最初のMacintoshを作るときになって、それが蘇ったのです。
そのノウハウを活かし、Macは世界で初めて、美しい活字を扱えるパソコンになりました。
大学でカリグラフィの授業に巡りあっていなければ、Macは沢山のフォントや美しい字間調整を搭載することはなかったでしょう。
しかしMacをパクったwindowsはそんな機能が省かれていました。
大学をやめてなければ、その授業に出会わなかったでしょう。そして、美しい活字を搭載したパソコンも現れなかったでしょう。
もちろん、その出来事の繋がりを予想はしていませんでした。
しかし、10年後に振り返ると、とても明白に見えていました。
点と点の繋がりは予想できません。
後で振り返って、点の繋がりに気づくのです。
今やっていることが、どこかに繋がると信じてください。
何かを信じてください。あなたの根性、運命、業、なんでも構いません。
その点がどこかに繋がると信じていれば、他の人と違う道を歩いていても、自信を持って歩き通すことが出来ます。
そして人生に違いをもたらします。
愛と喪失
若いうちに愛する仕事が見つかったのは幸運でした。
20歳の時に両親のガレージで友人とApple社を始めました。
私たちは懸命に働き、たった2人だけだった会社が、4000人の従業員と20億ドルを誇る大企業に成長しました。
我々は創立9年後に最初のMacintoshを発売し、次の年に私は30歳になりました。
そこで私は自分が始めた会社をクビになりました。
私はAppleの成長にしたがって、有能だと思った人物を招き重役におきました。始めは上手くいきましたが、将来へのビジョンが食い違い、分裂するようになりました。
その時に取締役会が彼の味方をし、30歳でとても有名な失業をしました。人生の焦点だったものが消え、絶望しました。はじめの数ヶ月は途方にくれました。
この分野の先人たちの期待に添えず渡されたバトンを落としてしまったと感じました。私は台無しにしたことを詫びようと、デビット・パッカードやボブ・ノイスに会いにいきました。
私の失業は有名だったので、シリコンバレー(ジョブスが住んでいる場所)から逃げようと思いました。
しかし徐々にあることに気がついたのです。
自分の仕事がまだ好きだったのです。Appleを退職しても、その愛は少しも変わりませんでした。
追い出されはしましたが、まだ愛していたのです。なので再出発することにしました。
その時はわかりませんでしたが、Appleからの追放は人生で最良の出来事でした。
自信は失いましたが、成功者としての重圧から初心者の気軽さに変わり、最もクリエイティブな人生へ導かれていきました。
追い出されてから5年間のうちにNeXt社とPixar社を立ち上げ、そしてのちに妻となる素晴らしい女性に出会いました。
Pixarは世界初のCGアニメである「Toy Story」で成功し、世界最高のアニメスタジオとなりました。
そして意外なことにAppleがNeXTを買収したんです。
私はAppleに戻り、NeXTで培った技術はApple再建を支えることになりました。妻ロリーンとも幸せな家庭を築いています。
Appleにいたら絶対にどれも起こらなかったでしょう。とても苦しい薬でしたが、私には必要だったと思います。
時にはレンガで殴られるような苦しみに会うことがありますが、自分を見失わないでください。
私は自分の行いを愛していたからこそ止まることなく続けられました。
あなたも愛せるものを見つけてください。これは仕事にも恋愛にも言えることです。
仕事は人生の重要な位置を占めます。それに満足したければ、自分の仕事が最高だと思うことです。
そして最高の仕事をするには、その仕事を愛してください。まだ見つかってないなら、探し続けてください。安易に落ち着かないでください。
その時はピンと来るものです、あなたの心はわかっています。そして人間関係のように長く付き合うほど心地良くなります。
だから落ち着くことなく、探し続けてください。
死
17歳の時に、こんな言葉に出会いました。
「毎日を人生最後の日だと思って生きよう。いつか本当にそうなる日が来る。」
その言葉に感銘を受けて以来33年間、私は毎朝、鏡の中の自分に問いかけています
「今日で死ぬとしたら、今日は本当にすべきことをするか?」と。その答えが何日も「NO」のままなら、何かを変える必要があると気付きます。
「すぐに死ぬ」と覚悟することは、人生で大きな決断をする時に大きな自信となります。
なぜなら、周囲からの期待、プライド、失敗や恥をかくことへの恐怖などは、死に直面すると消え去るからです。
そこに残るのは、本当に必要なものだけです。死を覚悟して生きていれば、「何かを失うこと」という心配をせずに済みます。
あなたは初めから裸なのです。素直に自分の心に従えば良いのです。
私は1年前、ガンを宣告されました。
朝7時半に受けたスキャン、膵臓にはっきりと腫瘍が写っていました。私は「膵臓」が何なのかも知りませんでした。医者からは治療不可能なタイプの腫瘍だと聞かされ、3~6ヶ月の余命を宣告されました。
医者は「家に帰って、やり残したことを片付けろ」と私にアドバイスしました。
つまり「死ぬ準備をせよ」という意味です。
「子供たちに全てを伝えろ」ということです。今後10年で言うつもりだったことを数ヶ月のうちに言えということです。家族に負担が残らぬよう全てにケリを付けておけということです。「さよならを言っておけ」ということです。
その宣告を抱えて1日を過ごしました。
その日の夜、カメラを飲む検査を受けました。その検査は腸から膵臓へ針を通し、腫瘍細胞を採取する検査です。
私は鎮静剤が効いていたのですが、そばにいた妻の話によると腫瘍を検査した医師たちが叫びだしたそうです。
その腫瘍が手術で治せる非常に稀なケースだからでした。私は手術を受け、おかげで今は元気です。これが私の最も死に近づいた経験です。
今後、数十年は勘弁願いたいですね。
この事を通して、死がただの概念だった頃より、確信をもって言えることがあります。
「誰も死にたくはない」ということです。
天国に行きたい人でも、そのために死のうとはしません。しかし、死はすべての人の終着点であり、誰ものがれたことはないし、今後もそうあるべきです。
なぜなら、死は生命の最大の発明だからです。死は古き者を消し去り、新しき者への道をつくる。ここでの「新しき者」は君たちのことです。
しかしそう遠くないうちに君たちも「古き者」となり消えてゆきます。大袈裟で申し訳ないですが、紛れもない事実です。
あなたの時間は限られています。
無駄に他人の人生を生きないでください。ドグマに囚われないでください。それは他人の考え方に付き合った結果にすぎません。
他人の雑音で心の声が、かき消されないようにしてください。
そして最も大事なのは自分の直感に従う勇気を持つことです。
直感とはあなたの本当に求めることを分かっているものです。それ以外は二の次です。
私の若い頃、「全地球カタログ」という素晴らしい本がありました。私の世代のバイブルです。
スチュワート・ブランドという人によってこの近くのメンロパークにて制作されました。彼の詩的なタッチが紙面に命を吹き込んでいました。
1960年代後半のことで、パソコンもない時代です。全てがタイプライターやハサミ、ポラロイドなどで作られていました。
Googleが生まれる35年も前の、文庫版Googleといったものです。
理想主義的で素晴らしいツールや偉大な信念に溢れていました。
スチュワートのチームはいくつかの刊行を重ねた後、一通りのネタが出尽くしたところで最終巻を出しました。
1970年代中盤のことで私は君たちと同じ年齢でした。
その本の最終巻の裏表紙には、早朝の田舎道の写真がありました。冒険好きならヒッチハイクなどで目にするような光景です。
その下にはこんな言葉がありました。
「Stay hungry, stay foolish」
(貪欲であれ、バカであれ)
それが彼らの別れの言葉でした。
「Stay hungry, stay foolish」
(貪欲であれ、バカであれ)
私も常々そうありたいと思っています。
そして今、新たな人生を踏み出す君たちにも、そう願っています。
「Stay hungry, stay foolish」
(貪欲であれ、バカであれ)
シロイシカ
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ジョージ・ルーカス|STAR WARS生みの親
- ジョージ・ウォルトン・ルーカス・ジュニア
- George Walton Lucas, Jr
- 性別:男性
- 誕生日:1944/5/14
- 職業:映画監督・映画プロデューサー
脚本家・実業家 - 作品:『スター・ウォーズ』シリーズ
『インディ・ジョーンズ』シリーズ - 拠点:アメリカ
STAR WARSで伝えたかった事
ジョセフ・キャンベル
「原始的神話は常に形を変え、社会に衝撃を与える」
スターウォーズを作るとき、古典神話に組み込まれている教えやモチーフを取り入れることに集中しました。
その教えやモチーフを軸に現代の問題解決に取り組みたかったのです。
「世の難解の根源は生命の生と死の神秘からくる」とジョセフはよく言ってました。私はそれに親と子の神秘を加えました。
そして、ある宗教団体を盲信するのではなく。神そのものに意識を向けて、常識を疑えるように、新たな精神性を芽生えさせる”フォース”を映画に取り入れました。
グローバル化する中で様々な文化が共存していることが一般常識となり、情報伝達に国境がなくなってきました。
娯楽もそうですし、映画「スターウォーズ」もその流れの1つです。
人間同士だけでなく、全ての生命がより偉大なものの為に【様々な生命体が共存しあう重要性に気づくこと】がこの映画のテーマなんです。
心の雑音を沈め、自分の声に耳を傾けることです。
至福が与えてくれるもの
ジョセフ曰く、「心の至福のままに」それは言い換えると「長所を伸ばすこと」だと思うんです。
若い時は将来何をするかで一番悩みますが、未来はわかりません。
しかし好きなことを見つけ、その成長のプロセスを楽しめるなら、それは至福なんだと思います。
至福は前に進む力や個性、愛に値する自信をくれます。
そして、より偉大な何かが存在し、世界の為に生きる重要性に気づかせてくれます。
選択肢は常に一人一人に与えられています。
人を助け、理解し愛することも出来れば、しないこともできる。前者はヒーローとなれば後者は問題の原因となる。
ライトセイバーを持って宇宙船を撃ち落とすような、そんな壮大なことはしなくていいんです。
できることを1つ1つ積み重ねればいいんです。
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ラリー・ペイジ|GOD EYE
- ローレンス・エドワード・“ラリー”・ペイジ
- Lawrence Edward "Larry" Page
- 性別:男性
- 誕生日:1973/3/26
- 職業:起業家
- 肩書き:Alphabet CEO・Google共同創業者
- 拠点:アメリカ合衆国
- 立場:子ども2人のお父さん(パパ)
経歴
人工知能の教授である父親とプログラミングの先生である母親の間に生まれる。
5〜6歳:パソコンを触り始める
12歳:ニコラ・テスラの人生に涙する
22歳:スタンフォード大学卒業
25歳:Google社を共同設立
28歳:Google CEO(共同社長兼最高経営責任者)退任
31歳:Gmailサービス開始
32歳:GoogleMap・GoogleEarthサービス開始
android買収
33歳:YouTube買収
38歳:Google CEO復帰
42歳:Alphabet CEO就任
45歳:空飛ぶ車など先進的なプロジェクトへの投資
46歳:Alphabet CEO退任
現在はカリブ海にある自身のプライベート・アイランドに住んでいると言われている。
Googleの誕生
真夜中に鮮明な夢で目を覚ます。それはどんな気分だと思いますか?
私は23歳の時にそんな夢を見ました。
そして、すぐに起き上がって夢に出てきた事を詳細に書き記し、成功すると確信しました。でもその時はまだ、検索エンジンなんて考えは微塵もありませんでした。
その後に、ウェブページをランク付けする方法を見つけ、素晴らしい検索エンジンを作りました。
それが「Google」の誕生でした。
若者の楽観主義はしばしば過小評価されます。
しかし素晴らしい夢が現れたなら、ただ掴むのです!
仕事の考え方
人生を振り返った時に、ショックを受けた事があります。
我々はどのくらい前からandroidを買収し、どのくらい前から取り組み始めたのかを考えた時、それはとても前からでした。
そしてつい最近になって、やっと何十億のデバイスに変容させるインパクトを持つようになりました。
私達は大きなスケールの変化を過小評価しすぎているし、物事を進めるのにそんなに時間はかからないと楽観的に考えすぎてしまいます。しかし実際はとても時間がかかっています。
これらの事から言える事は、いますぐ始める必要があるという事です。
追いつけないのです。
もし遅れを取ってしまっていたら追いつく事はとてもとても難しいのです。
なぜならあなたが追いつこうとしている人たちは、おそらくすでに5年は取り組んでいるからです。
ドローンの事などについて、私達は少ししか耳にする事がありません。でもそれに延々と取り組んでいる人たちがいます。
もしあなたがそこに参入したとしても、おそらくそれは遅いという事です。信じられないように聞こえますが、これは正しいと思います。
だからこそ、今あなたがクレイジーだと思う事を始める事が重要なのです。
もしあなたが成長著しい進化に全ての時間を費やしているのなら、あなたのやっている事は間違いだと思います。
我々の経験からいうと
あなたの時間の20%程度をクレイジーで斬新な事に向ける事。
それが後々重要になります。
これが私の仕事の考え方の大部分です。
この考えは人々をすぐには成長させる事は出来ないけれど、のちに大きな差を生み出す事に集中させる事になります。
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ジャック・マー|不屈の男
経歴
24歳:杭州師範学院(現杭州師範大学)英語科卒業
杭州電子工業大学(現杭州電子科技大学)講師
27歳:翻訳会社設立
31歳:情報発信サイト「イエローページ」設立
32歳:政府機関に所属し、サイト開発
34歳:アリババ創業
38歳:淘宝網(タオパオ)を開設
39歳:支付宝(アリペイ)開始
41歳:中国ヤフー買収
43歳:ソフトバンク取締役就任
49歳:アリババCEOを退任
55歳:会長職を引退
成功から学ぶな!失敗から学べ
私は今の若者、起業家に伝えたいことがある。
決して成功物語から勉強してはいけない、失敗から学ぶんだ。私が何よりも重宝しているのは、今までの失敗や否定の壁だ。
私たちは過去18年間。毎日、毎日、失敗と否定の壁にぶち当たっていた。
失敗や否定は当たり前だから周りも手を差し伸べる理由なんてない。自分の価値を証明する事で初めて、人は助けてくれる。
人は自分を特別にする何かが自然と備わっていて、それは辛い経験を経て鍛えられるものである。
否定されたら辛いのは当然だ。
だからこそ夢に向かって全力を尽くし、愚かでありながら闘い続ける。失敗を避けるのではなく、「失敗に立ち向かう姿勢」その価値を理解し学ぶんだ。
あなたがどんなに賢くても、失敗は避けられない。失敗から学ぶ事は、その避け方を知るのではなく、その対処の仕方と心構えを知るのである。
決して夢を諦めるな。
多くの人は目で見てからものを信じるが、真の起業家やリーダーは信じたものを見ることができる。
未来を信じ、その望む未来を想像するんだ。
もしあなたがその未来を心から信じているのなら、最低でも18年間は闘い続けてくれ。
私たちは闘い続けた。
起業家は常に先に動く
彼らと他の人の違いは未来に対して肯定的であり、文句を垂らさず周りの問題解決に励んでいることだ。
否定的で文句を言う人もいるが、肯定的でいるとチャンスが見えてくる。文句は他人に言わせておけばいい。
他人の文句にこそチャンスが潜んでいたりする。そこに目をつけ、考えて行動に移す。
「若さは資産だ。」素晴らしいアイディアをもつ若者にいつも出会うが、みんな行動に移さない。
起業家は常に先に動く。周りより先に起きて、勇敢に生きている。
誰にでも等しく明日はやってくるんだ!
周りがなんと言おうと関係ない。
自分を信じ、チームを信じ、全力を出し切ると何かが見えてくる。ミスをしてもいい、立ち上がればいいんだ。失敗から得るものは宝だ!
他人の夢の為に働くか自分の夢の為に働くか。
もし自分の夢の為に働くと決めた時は、社会の事も視野にいれておいてくれ。
なぜなら周りが喜び社会が繁栄している時に、人は幸せを感じることができるからだ。
最後に伝えたい事
お金を追うな。
お金は人についていき、人は夢を追いかける。
夢に向かって突き進め!
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