西野 亮廣|夢の町を作る人
近大伝説のスピーチ
過去を変える事はできる
僕たちは今、この瞬間にね。未来を変える事はできないじゃないですか。「10年後の未来変えてください」って言っても難しいですよね。
未来を変える事はできないけど、過去を変える事はできる。
例えば、好感度が低かった過去や相方がアホだった過去をネタ(面白いエピソード・話)にする事で、そのネガティブだった過去が輝きを増して、「好感度が低くてよかったな」と思えるし、「相方がアホでよかったな」と思える。
僕たちは未来を変える事はできないけど、過去を変える事は可能である。
でね。
ここから皆さんは社会に出て、色々挑戦するわけだ。
そしたら最高の仲間に会える事もあるし、最高のパートナーに会える事もあるし、最高の景色に出会える事もある。
一方で、涙する夜もあるし、挫折もするし、傷も背負うし、謂れのないバッシングを浴びることもある。
挑戦にはネガティブな結果はつきものであると言うことです。
でも大丈夫。その結果は間も無く過去になって、僕たちはその過去を書き換える事が可能である。
失敗はその瞬間に止まってしまうから失敗なだけで、その失敗を受け入れて、アップデートして、試行錯誤して、成功するまで続けてしまえば、あの時の失敗が必要であったことを知るわけですね。
つまり何が言いたいかと言うと。
理論上、失敗なんて世の中には存在しないって話です。この事を受けて、僕が皆さんに贈りたいこ言葉は1つだけです。
「失敗なんかしないから、挑戦してください」
小さな挑戦でも、世界から鼻で笑われるような挑戦でも、皆さんにはすごく時間があるんだから、たくさん挑戦してください。
人生における11時台
『チックタック〜約束の時計台〜』と言う時計台の物語の絵本を作っています。
時計ってすごく面白くて、長針と短針があって、あいつらは1時間に1回重なるんです。
1時5分で重なって、2時10分で重なって、3時15分で重なって、長針が追い抜いたと思ったら、また4時台で重なる。毎時1回は重なるように出来ているんですけど、11時台だけは重ならないんです。
11時台だけは短針が先に逃げ切っちゃって、2つの針って重ならないんですよ。次に2つの針が重なるのは12時。
鐘が鳴る時ですね。
伝えたいメッセージは何かと言うと、「鐘が鳴る前は報われない時間がある」と言う事です。
これは僕にもあったし、今後皆さんにも必ずある。必ずある。
「人生における11時台」ってのは必ずある。
でも大丈夫、時計の針って言うのは必ず重なる。
だから挑戦してください。皆さんの挑戦がうまく行くことを願っております。頑張ってください。
僕はちょっと先で待ってます。
で、いつか一緒にお酒を呑みましょう。
シロイシカ
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